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国師先生と明日翔さん Kokushi & Asuka
2月『国試直前は確かな知識を自分のものに!』
こんにちは、国師先生。毎日寒いですが、国試直前ということで体調崩さないように頑張っています!
こんにちは。試験の時に自分の実力を十分に発揮するためにも体調管理は大事だね。今年度の国試は2月17日(土)と18日(日)、カウントダウンに心乱されずに勉強を続けていこう。
国試対策の問題集も大部分はカバーしつつあるのですが、これまでの模試の結果を見るとどうしても不安になりますね。
それは仕方のないことだし、ほとんどの受験生はそう思っているはずだよ。だからこの時期に明日翔さんがしなければならないのは「一つでも多くの確かな知識を身に付ける」ことだね。選択肢の文章を見て、「これは絶対合っている or 間違っている」と思える部分を増やすことが合格に繋がるよ。これまでに勉強した部分で曖昧な所は再確認して解消しておこう。
確かに模試とかで「これ初めて見た...」っていう語句・文章が混じっていても、文章中の他の部分や別の選択肢の正誤が分かれば正解を導けるものもあります!分からない部分は分からないものとしつつ、正解への可能性を少しでも高めることが大事ですね。
その通り!国試の出題範囲は限りなく広いから全ての範囲を網羅するのはかなり難しいけど、合格するためには満点を取る必要はないよね。初めて見るような薬や語句が出てきても自分の勉強してきたことを信じて、「自分が分からないなら他の人も分からないはず!」くらいの気持ちで冷静に対処してほしい。
そうですね、少し気持ちを楽にして国試に臨めそうです。分からないと言えば、漢方が何に対して効果があるのか難しく感じることが多いです。
確かに漢方の世界は奥が深くて簡単に説明することはできないけど、まずは特定の症状に出される漢方処方を覚えてから、その処方を構成する生薬を詳しく見ていくと理解できる部分もあると思う。今年は辰年ということで、竜の入った小青竜湯を例にとって見ていこう。
小青竜湯はアレルギー性鼻炎などに用いられる処方でしたよね。国試の過去問で出題されていた記憶があります。
その通り。効能効果としては、「次の疾患における水様の痰、水様鼻汁、鼻閉、くしゃみ、喘鳴、咳嗽、流涙:気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、感冒」になるね(ツムラ小青竜湯エキス顆粒(医療用) 添付文書より)。この中で「水様の」というのがポイントで、小青竜湯は体の中の水分を温めて乾かすようなイメージを持ってくれると良いかな。具体的な生薬としては、麻黄、桂皮、乾姜、細辛などが分かりやすいと思うよ。
なるほど。まずは体を温めるのか冷ますのかを考えると理解できそうな気がします。
試験まで時間がたくさんあるわけではないから細かい部分までは難しいと思うけど、患者様の症状をどうすれば改善できるのかを考えると解ける問題も多いね。他には水分のコントロールが上手くできないときの五苓散や、気持ち(肝)のコントロールが上手くできないときの抑肝散なども頭に入れておこう。
これまで毛嫌いしていましたが、少し興味を持てるようになりました。分かる部分が増えてくると色々繋げて考えられるようになりそうです。
うんうん。色々な情報を自分の頭で結びつけることで、それまで断片的だった知識も試験で通用するものになるはず。
分かりました!これまでの模試での間違いなども見直しつつ、試験で使える知識を身に付けていきたいと思います。
あとは試験の時に必要なものを早めにリストアップ・準備して、当日は時間に余裕を持って会場に向かうことが大事だね。100%の実力を出し切れることを期待しているよ!
ありがとうございます!準備を万全にした上で必要以上に緊張せずに合格を掴み取ってこようと思います!
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