国師先生と望実さん Kokushi & Nozomi

1月『新年も健康に過ごしてラストスパートへ!』

あけましておめでとう。年も明けたし、国試まで追い込み頑張っていこう。

あけましておめでとうございます。お正月は少しゆっくりできたので、残り2ヶ月切りましたが頑張ります!

まだまだ寒い日が続くから、インフルエンザや新型コロナにも気を付けて無理し過ぎないようにね。

予防接種はそれぞれ受けて、新型コロナの変異株もかなり弱毒化してきているとは、言えかからないに越したことはないですね。ところでインフルエンザの予防接種の効果はいつまで残るものなのでしょうか?

インフルエンザの予防接種は打った後2週間くらいで抗体ができて、その効果は大体5カ月前後続くと言われているから、少し前に予防接種をしていたら今年度は大丈夫そうだね。

それを聞いて安心しました!ところで予防接種の中には子どもの頃に打っておけば、効果が一生続くものもありましたね。

BCG(結核生ワクチン)、B型肝炎(B型肝炎不活化ワクチン)、MR(麻しん生ワクチン、風しん生ワクチン)混合ワクチン、DPT-IPV(ジフテリア不活化ワクチン、百日咳不活化ワクチン、破傷風トキソイド、ポリオ不活化ワクチン)などが、予防接種法で特定の年齢で打っておくことが勧められている「定期接種」になるよ。詳しいスケジュールは国立感染症研究所のホームページで分かりやすく表になっているから一度見てみてね。

私たちはこうした予防接種を通じて色々な病原体に免疫を獲得してきたのですね。事情があって定められた期間に予防接種が受けられなかった人はどうしたらいいのでしょうか?

そのような人は「定期接種」ではなく、「任意接種」で受けてもらうこともできる。「任意接種」の中には、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)ウイルスやロタウイルスのワクチンも含まれるね。予防接種は義務ではないから打たないと罰則があるわけではないけど、社会の中で一人でも多くの人が免疫を持っていたほうが感染する人がそれだけ少なくなるから感染拡大は抑えられる。

なるほど。社会全体で病原体を締め出してしまう感じですね。

そうして感染の連鎖が断ち切られやすくなることを集団免疫と呼んでいて、免疫を持たない人を間接的に守ることになる。定期接種に中には、主に集団の感染予防を目的とするA類疾病と、主に高齢者など個人の感染予防を目的とするB類疾病があって、インフルエンザと肺炎球菌感染症がB類疾病に該当する。

インフルエンザワクチンについて、私の場合は任意接種になるので全額自己負担でしたが、65歳以上の高齢者の方や60歳以上の心臓・腎臓・呼吸器に障害のある方などは、一部の自己負担金で受けられるようですね。重篤な副反応が出た時も定期接種は「予防接種健康被害救済制度」から、任意接種は「医薬品副作用被害救済制度」から補償を受けられると書いてあります。

そうだね。同じワクチンでも患者さんの背景によって制度が異なる場合があることも頭に入れておこう。必要な知識の量は確かに多いけど、文字だけでなく図や表などを上手く使って覚えてもらえるといいね。ところでインフルエンザの治療薬としてはどのようなものがあったかな?

よく使われるのはカプセルとドライシロップのあるオセルタミビル(商品名:タミフル)、吸入薬のザナミビル(商品名:リレンザ)、ラニナミビル(商品名:イナビル)、注射薬のペラミビル(商品名:ラピアクタ)、錠剤と顆粒剤があって1回の服用で治療が完了するバロキサビル マルボキシル(商品名:ゾフルーザ)ですね。

剤形もどのようなものがあるか覚えているんだね。それぞれの用法・用量や作用機序(バロキサビル マルボキシルのみキャップ依存性エンドヌクレアーゼ活性の選択的阻害、上記他薬はノイラミニダーゼ阻害)、吸入薬の使い方などもチェックしておこう。あとパーキンソン病にも使われるアマンタジンは、耐性化されていてまず使われないけど、一応A型インフルエンザに適応があることもお忘れなく。

薬剤師として働き始めたら薬効や使い方を患者さんに分かりやすくお伝えする必要がありますね。細かい知識も既に持っている知識に関連付けて定着させていきます。

試験本番では確実な知識が自分の一番の味方だからね。限られた時間を使って合格を勝ち取ろう!

はい!また国試までどうぞよろしくお願いいたします!

第107回-問228-229

70歳男性。自宅にて、39℃の発熱及び全身倦怠感を認め、同日中に呼吸困難となったため、家族が救急搬送を依頼した。救急病院に到着後、インフルエンザウイルスの迅速抗原検出キットにて検査したところ、B型陽性であり、インフルエンザウイルス感染症と診断された。なお、インフルエンザワクチンは未接種だった。また、本人からは高熱による頭痛の訴えがあった。救命救急センター担当医師と薬剤師は、治療方針について、カンファレンスを実施した。

問228

この患者への対応について、薬剤師が提案する内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。

1. レボフロキサシン水和物錠の投与

2. インフルエンザワクチンの接種

3. アセトアミノフェン静注液の投与

4. ペラミビル水和物注射液の投与

5. アマンタジン塩酸塩錠の投与

問229

この患者の家族から、今後のインフルエンザワクチン接種について薬剤師に質問があった。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1. この患者が予防接種を受ける場合、インフルエンザは予防接種法におけるA類疾病に分類される。

2. この患者に対するインフルエンザワクチンの接種にかかる費用は、公的補助の対象とはならない。

3. インフルエンザワクチンの接種においては、鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーがある場合には注意が必要である。

4. インフルエンザワクチンの接種後、この患者に健康被害が生じた場合は、予防接種法に基づいた予防接種健康被害救済制度により救済措置を受けることができる。

5. インフルエンザワクチンは弱毒化ワクチンなので、ワクチン接種によりインフルエンザを発症することがある。








解答:問228→3と4、問229→3と4

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